風にのって  初秋の便り

 
  2001年10月
 白樺の葉が舞い始めると、蓼科の短い夏が終わりです。そして私の好きなワレモコウにホウコ草、ホップの花などが、摘み頃になり、ドライフラワー作りが始まります。酷暑を乗りきり、ホットしている頃ですね。皆様お元気ですか、お変わりありませんか?もしも、体調がすぐれない方がおりましたら、高原の澄み切った大気を思い出して下さい。きっと元気になれますよ。

 8月の話でしたが、我が家の芽衣が、お陰様で来年高校に進学する年頃になりました。茅野市には、2つしか高校がないので、思い悩んでいた所に、ニュージーランドに語学留学の話がきて、ショートステイ(二週間程)を体験しに、一人で名古屋国際空港から出かけました。さすがに出発の日が近づくにつれ、彼女の緊張は高まり、当日は本当に行き着く事が出来るのか、心配になる程でした。


  「空港に向かう列車の中で急にね、何かが吹っ切れたように明るくなって、いつもの彼女に戻ったのよ。」と、空港まで送って行った妻が、話してくれた時は、「あ−良かった、後は無事に帰って来いよ。」  


 場所は、オークランドのニューマーケットの近く、環境も良く、ステイ先のフィリバさん、そしてステイ先や学校の手配はもとより、細かなケアまでして頂いた、マクドエルさん、本当にお世話になりありがとうございました。来年は本気で留学を考えるみたいです。帰国した彼女を見ていて、子供が成長するのは、親だけが育てている訳じゃない事を、しみじみと感じました。


 親の力が及ばない所を、他人の方々に助けられて、成長していくんですね。  今回、一人旅が出来たのも、小学生の時から毎年のように、神奈川県藤沢市の佐藤さん一家(ペンションのお客様ですが、現在は親戚のようにお付き合いをして頂いています)のお宅に滞在させて頂いたのが、良い経験になっています。

 9月、『ついに我が家にワンコ+十ニャンコがやって来ました!』
犬好き仲間にして下さい! ミニチュア ダックスフンドのワイヤーヘアード雌犬、
9月1日から家族の一員になりました。名前はCOCO(ココ)で、トイレトレーニングの真っ最中です。自分の名前など覚え始め、結構なヤンチャ振りです。なが−いお腹を擦られて、目をキョロキョロさせる仕草がなんとも可愛いです。 


 妻はワイヤーテリヤを希望し、悠希はミニチュアダックス、芽衣はレッド色を希望しました。それで皆の希望を取り混ぜて、ミニチュワダックスのワイヤーにしました。


 (このような話で進むと、マスマス我が家の内輪話になりそうです。)仔犬が来て3日目の夕方に、何気なく「ココアかココだな!」 と、独言を言っていた後ろで妻が「ココがいいわ、COCOでココ可愛いよ!」  子供達から少しだけ不満が出たけど、これを上回る名前が無いので、ココに決定しました。 目と目が合った時の何とも言えないあの目つき、もう堪らなく可愛いですね。

 ココが来てから14日目に、甲府に私と妻そして芽衣の三人で買物に出掛けて、帰りがけ、隣町の富士見町にあるホームセンターに寄りました。 入って直ぐに目にしたのは、ゲージに入った四匹の仔猫、目が点になった三人は 「猫を売っているのかな?」 「いやいや里親を探していますと書いてあるよ。」  抱けばきっと欲しくなるので遠目で観察していると、妻が係員の方を連れて来ました。


  「シャム猫との雑種なんです。良かったら里親になって下さい、お願いします。」 この時すでに私と芽衣は黒と白の虎猫(キジ猫)を、交代で抱いていました。 「白っぽい猫よりこの仔がいいね。」 三人の意見は一致していましたが、ココと仲良くしてくれるか自信が無いし、私と芽衣と悠希が、猫アレルギーを持っています。そして、忙しい時にも飼育係を続ける自信がね・・・。
 

 しかし、妻の「欲しいんでしよ。飼ってあげようよ。」 の一言で踏ん切りがつきました。慌てて仔猫の餌を、店内で買い求めました。名前を気にする芽衣の隣で妻が、「不思議な縁ねー、君平(去年まで飼っていた猫)も富士見町で見つけて貰ったのよね。今度の仔猫も富士見町でしよ。」 なるぼど言われてみれば不思議な縁だな−。


 そんな訳で、飼うことが叶った犬と錨です。2,3日お見合いしてから、ハウスで寝るとき以外は殆ど一緒です。呼べば来るのがココ、何かと正反対なのがキキです。そうなんです!仔猫はキキ( KIKI)と言う名前を、またしても私の好みで付けてしまいました。2匹とも美女?ですから見に来て下さいね。

 さてさて、9 月25日に私と妻に悠希の三人で、南八ヶ岳の丸山〜中山〜ニュウの山行に出掛けました。 麦草ヒュッテに車を置いて、途中の高見石小屋で一息入れてから、中山迄はアップダウンの繰り返し、おまけに足もとは少し大きめ石ががやけに多くて 、パテ気味でしたが、中山の展望はとても気に入りました。 


 我が家の晴れ女の悠希ちゃんのお陰で、天気は最高でしたがカメラとの相性が悪く、思った写真が撮れず残念でした。 東と西の天狗を目前にすると、もう少し高い山に登りたい、と思いつつもニュウへと向かいました。 森の中で紅葉を待っている、白駒池と富士山を見ていると、もののけ姫のデイダラボッチの気分になります。


 それから、白駒池を過ぎると私達の好きな逆垂直分布の庭園にたどり着き、2400m以上の山頂の景色を、ここでもう一度見ることが出来ます。ここから麦草まで20分、コメツガ、シラビソ、ハエマツの高山樹木から 、大気のエネルギーを沢山貰いました。


 10月には妻と悠希そしてガイド役の斎藤さん(妻の友人)で、北アルプスの蝶ガ岳へ出掛け、紅葉まっ盛りの、天上の世界に浸れたようです。

 9月の中旬に初霜がありました。 いったいどうなっているのでしょうか。そのお陰で花が霜枯れしてしまいました。 少し早めに紅葉が始まり、あと十日もすれば唐松の紅葉が観れますよ。 

今年のオリジナルイベントはあと2回です!

 P.S
蓼科の夏は、とても暑い日が続いたわりに景気が悪くて、何処のペンションも空き室が目立ちました。気持ちだけが空回りして終わってしまいましたが、季刊紙 風にのってを読んで頂いた方々が、大勢来てくれました。勇気づけられ、励まされました。改めて皆さんに感謝とお礼を申し上げます。
ご意見、情報等がありましたら、 お聞かせ下さいね。